まいぷれ編集部が行く!
「サムライ体験道場」で武士の強さ・優しさを体験(桶川市民ホール)

桶川市民ホール「響の森」が、殺陣師にチャンバラを学べる「サムライ体験道場」を2026年1月7日に開催。市内外から11人の小学生が武士の心を学ぶため入門しました。
「殺陣(たて)」とは、舞台や映画、ドラマの格闘シーンのこと。
時代劇で、刀を武器に戦うチャンバラも殺陣の一種です。
今回の講師は、舞台などで役者に殺陣を指導する殺陣師の中川浩行さんです。
渋谷区の殺陣教室「サムライブ」でも、役者のほか、一般人や外国人旅行者などに広く指導しています。
最初に、弟子演じる刺客2人に襲撃されるシーンで、流れるような見事な剣さばきを実演し、拍手を浴びた中川さん。
「ただかっこよく戦うのではなく、お侍さんは相手を思いやる優しさを持っていることが大事なんです」と語ります。
そして、侍は座る際、刀を体の右側に置き、刃も自分の方に向ける決まりがあると紹介。
「当時は左利きも右利きに矯正された時代。右手に刀があるとすぐには鞘(さや)から出せず、とっさに相手を切りにくい。相手への敵意を否定する意味があるんですね」と説明します。
「何かを守るために初めて刀を持って戦う、ということが大事なんです」と力説しました。

刺客2人を相手するシーンを実演する中川さん(中央)
黙想で静かに心を整えたら、刀を手に、5つある構えや3つの切り方を練習です。
全員で鏡に向かい、講師の動きをまねします。
しかし演劇の殺陣といえども、ここでも武士の心が大切です。
中川さんは「一番大事なのは、相手にけがをさせないように考えながら動くこと」と説きました。
また、子どもたちと弟子で一斉に中川さんに切りかかります。
背中を狙いますが、なかなか隙が見つからず、男児の「大人げないぞ」の声に、観覧する保護者たちから笑いが起こりました。

鏡に向かって構えを練習する小学生の侍見習いたち

講師を部屋の隅に追い込んで、笑顔の子どもたち
最後は実際の殺陣に挑戦。
講師や弟子が演じる相手の襲撃を三度交わし、二度切り付け、付いた血を払うように刀を振って鞘に納めると同時に敵役が絶命するシーン。
何度も何度も動きを練習し、全員の前で一人ずつ披露しました。
4年生の男子と6年生の女子2人の3人は、キレのある動きと美しい立ち姿で演技。3人は陸上や体操を習っていると言い、「(殺陣に)興味が湧いたので見てみたい」と言います。
満面の笑みが、余裕あふれる手練れの剣士のような雰囲気を醸した女の子。アニメのチャンバラや、演劇がテーマのドラマを見て侍や殺陣に興味を持っていたため、念願の体験に終始笑顔が止まりません。「やったことがない、初めてやることばかりで色々知れて楽しかった」と笑顔で話します。
そんな妹の願いをかなえるため一緒に参加した6年生の男子も、「楽しかった。普通学べない、色々な礼儀作法も学べました」としっかりと答えます。
やはり人気のアニメの影響で参加した3年生の女の子も「楽しかった」と笑顔。
戦国武将好きという3年生の双子の男の子たちも「楽しい」と笑い、家庭でのチャンバラ遊びのクオリティーが向上する予感です。

相手の刀を、左によけ

しゃがんでよけ

跳んでよける

相手の刀を止め

反撃する!

決めポーズもしっかりと

楽しくて笑顔が止まらない女の子
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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